スイスの主将ジャカ、W杯での“人権活動”に「やる必要ない」

23日に行われたワールドカップ2022のグループステージ第1節でドイツ代表チームが見せた行動が話題になった。

ドイツはイングランド、ウェールズらとともに「OneLove」キャンペーンの一環として虹色のアームバンドを着用する予定だったが、FIFAにそれが許可されなかった。

性的マイノリティーへの差別に抗議する運動が認められなかったことから、ドイツ代表の選手たちは試合前に手で口をふさぐパフォーマンスを行い、言論の自由を訴えた。

【動画】ドイツ代表が行った抗議活動

『Metro』によれば、それについて質問を受けたスイス代表MFグラニト・ジャカは以下のように話し、自分たちはそれをやるつもりはないと宣言したそうだ。

グラニト・ジャカ

「選手はルールを尊重する必要がある。スイスのチームとしても、何もする必要はないと思うよ。

我々は規則を尊重する。そしてサッカーに集中する必要がある。それが、僕がやろうとしていることの全てである。

サッカーをするためにここにいるのであって、誰かに教訓を与えるようなつもりはないんだ」

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