裁判記録廃棄、最高裁が謝罪 重大少年事件、検証始まる

記録保存について検証する有識者委員会の初会合に臨む(左から)高橋滋法政大教授、梶木寿弁護士、神田安積弁護士=25日午前、最高裁(代表撮影)

 重大少年事件の記録を各地の家裁が廃棄していた問題で、記録保存の運用が適切だったかどうかを検証する有識者委員会の初会合が25日、最高裁で開かれた。最高裁の堀田真哉事務総長は、記録を適切に保存する仕組みが十分ではなかったと認め「裁判所全体の問題であり、重く受け止めている。国民の皆さまに申し訳なく、率直に反省しなければならない」と謝罪した。

 最高裁は、史料的価値の高いものは保存期間満了後も廃棄せず、「特別保存」とするよう内規で義務付けている。しかし今年10月、1997年の神戸連続児童殺傷事件の記録が廃棄されていたことが発覚し、他の重大事件でも相次いで判明した。

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