来季J1の横浜FCは25日、今季で現役引退した元日本代表MFの中村俊輔氏(44)が来季のトップチームコーチに就任すると発表した。クラブを通じ、「来季も横浜FCの一員として戦えることを大変うれしく思う。いま一度サッカーと向き合い、さまざまなことに挑戦し失敗と成功を繰り返し、成長できればと考えている」とコメントした。
横浜市出身の中村氏は1997年に桐光学園高から横浜Mに加入し、その後はレッジーナ(イタリア)やセルティック(スコットランド)など欧州リーグでも活躍。日本代表としても長らく10番を背負い、ワールドカップ(W杯)に2度出場した。
横浜FCは四方田修平監督(49)の続投が決まっている。中村氏は「指導者の方々からいただいた言葉や教えは私のサッカー人生で大きな糧となった。私もそのような働きができるように努めていく」とした。