現職28人を1次公認 県議選 15選挙区で自民県連

 自民党県連は24日、来年4月の県議選第1次公認計28人を発表した。23日に宇都宮市内で幹部会を開き、決定した。全員現職で、矢板市選挙区を除く15選挙区に擁立する。今期限りで引退する現職はいない。新人と元職が対象の第2次公認計4人も同日決定し、12月中旬にも氏名を発表する。

 木村好文(きむらよしふみ)県連幹事長は取材に「現職優先で決めた。皆がしゃかりきに身を粉にして勝ちにいかなければいけない」と述べた。

 県連によると、自民公認で前回当選した阿部博美(あべひろみ)県議(61)=日光市選挙区、3期=は党員資格停止中であるため、対象外。阿部氏は昨年5月の日光市長選で、県連推薦でない候補を支援したとして処分された。

 第1次公認者は以下の通り。【 】内は選挙区。丸数字は期数。敬称略。

 【宇都宮市・上三川町】(6)螺良昭人(63)、(5)五月女裕久彦(69)、(3)中島宏(53)、(3)横松盛人(64)、(3)渡辺幸子(40)、(2)吉羽茂(73)、(1)金子武蔵(44)

【足利市】(8)木村好文(79)

【栃木市】(3)日向野義幸(64)、(3)琴寄昌男(61)、(1)平池紘士(46)

【佐野市】(3)早川桂子(66)、(1)岡部光子(59)

【鹿沼市】(5)小林幹夫(68)

【日光市】(1)加藤雄次(68)

【小山市・野木町】(13)板橋一好(82)、(3)白石資隆(47)

【真岡市】(1)石坂太(41)

【大田原市】(3)池田忠(67)

【那須塩原市・那須町】(4)阿部寿一(68)、(3)関谷暢之(60)、(1)小林達也(55)

【さくら市・塩谷郡】(1)小菅哲男(57)

【那須烏山市・那珂川町】(6)三森文徳(66)

【下野市】(2)高山和典(57)

【芳賀郡】(5)岩崎信(70)、(4)山形修治(58)

【壬生町】(4)佐藤良(43)

© 株式会社下野新聞社