福井県最大の「無印良品」が敦賀市にオープン 嶺南唯一の店舗、衣服や食料品など7500アイテム

無印良品アル・プラザ敦賀=11月24日、福井県敦賀市白銀町

 福井県敦賀市白銀町のアル・プラザ敦賀に11月25日、無印良品がオープンした。県内では4店舗目で、県内最大の売り場面積となる。

 無印良品を運営する良品計画(東京)が1990年にスーパー大手西友から「無印良品」の営業権を譲り受けてから嶺南地域に出店するのは初。嶺南で唯一の店舗となる。

 3階に約1580平方メートルの売り場を設けた。日用品や衣服、雑貨、食料品の約7500アイテムをそろえる。県内ではフェアモール福井(福井市)内の店舗でしか扱っていない子供服、ショッピングセンターベル(同)内の店舗でのみ扱っている冷凍食品も販売する。

⇒【写真】冷凍やチルド食品も扱っているベルの無印良品

 良品計画は、従来は都会の駅付近を中心に店舗運営してきたが、昨年から住宅地の近くなどにも出店。地域に根ざした運営へ方針を転換している。山本智毅店長は「北陸新幹線敦賀開業に向けて、商店街の方々などと連携し、まちの活気づくりに貢献していきたい」と話していた。

 嶺南では、かつて西友が小浜市で展開していた「西友若狭小浜店」内に無印良品の売り場があったが、2004年に閉店した。

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