26、27日「アルキャスサセボ」開催 多彩なイベント ゆうちゃみさんゲスト

「アルキャスサセボ」をPRする和合さん(右)と古賀さん=佐世保市、アルカスSASEBO

 長崎県佐世保市の文化を発信する文化月間「させぼ文化マンス」のメインイベント「アルキャスサセボ」が26、27の両日、同市三浦町のアルカスSASEBOで開かれる。主催が市から同館に移行して初めての実施で、中高生などの若い世代をメインにしてイベントに新しい風を吹き込もうとしている。
 市は11月を「文化月間」と設定、毎年イベントを開催している。今回から同館が主催となり、「文化を介した賑(にぎ)わいを創造する」をテーマに、中高生を中心とした市民らが出演する。
 同館職員の担当者、和合直樹さん(52)と古賀沙矢香さん(39)は「若者に引っかかるよう、イベント名もユニークなものにしました」と笑顔。26日は、初めて舞台デビューする人を応援しようと、中ホールで「ファーストステージコンサート」を行い、4~87歳の16組によるピアノやウクレレなどの演奏初披露をアシストする。
 メインの27日は、大ホールでファッションモデルのゆうちゃみさんをゲストナビゲーターに迎え、高校生書道パフォーマンスやダンス、海上自衛隊佐世保音楽隊の演奏などがある。「吹奏楽やろうぜ!」では、中学生から大人まで総勢約80人が登場する。
 古賀さんは「日々手探り状態だが、ゆくゆくは中高生が出演したいと憧れるイベントにしたい」と目を輝かせる。2人は「いろんなジャンルのパフォーマンスがあるので、来ていただけたら何かしら気に入るものがあると思う」と来場を呼びかけている。
 入場無料。期間中、交流スクエアでは長崎ヴェルカの展示が、アルカス広場では飲食店のマルシェなどもある。


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