プロ野球のドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスから育成選手で指名された横浜市立金沢高校3年の飛田悠成選手が22日、山中竹春市長を訪問し、「球界を代表する投手になりたい」と活躍を誓った。
最速141キロの直球とスライダーを武器にする飛田選手だが、元は野手。2年生の秋に吉田斉監督から投手としての才能を見いだされ、今春の県大会で強豪校相手に力投するなど急成長を遂げている。
進学か、プロ挑戦かは即決ではなかったというが「小さい頃からの夢。活躍することでたくさんの人に恩返しがしたい」と決断した。憧れはソフトバンクの千賀滉大投手といい、「(千賀投手は)『お化けフォーク』という代名詞がある。自分も名を残せる投手になれたら」と意気込む。
山中市長は「文武両道を実践する学校から選手が出ることを誇りに思う。大きな花が咲くのを心待ちにしている」とエールを送った。