11月27日に山口駐屯地創設67周年記念行事 今年は一般開放も

▲模擬戦闘訓練の様子(2020年)

 陸上自衛隊山口駐屯地創設67周年記念行事が、11月27日(日)午前9時から午後3時まで、同駐屯地(山口市上宇野令、TEL083-922-2281)で開かれる。広く一般に開放されての実施は3年ぶり。雨天決行だが、荒天時はプログラムが一部変更され、午後1時終了となる。    

 記念式典は午前10時からで、観閲行進は10時半頃から。隊員約250人と、戦車、装甲車両など約50両が駐屯地内を行進し、上空では航空機が祝賀飛行をする。    

 11時からは、海上自衛隊小月航空基地の航空学生によるファンシードリル。小銃を使った敬礼等の動きを「見せる」演技にしたもので、隊員35人が音楽に合わせての行進や、さまざまな動きを、一糸乱れぬ流れるような動作で演技する。    

 偵察バイク、ヘリコプター、戦車、火炎放射器などを使った迫力満点の模擬戦闘訓練は、11時25分から。”占領された地域”を奪還するまでの流れを、アナウンスによる解説とともに見ることができる。    

 正午から午後1時までは、太鼓・音楽演奏。同駐屯地の「山口維新太鼓」と、陸上自衛隊第13音楽隊と同駐屯地音楽隊による合同演奏が披露される。    

 毎回人気の戦車体験試乗も午後1時から行われる。定員は200人(抽選)で、乗車券の配布は正午からグラウンド東側で開始される。安全管理上、小学生以上で身長120センチ以上の人が対象だ。    

 会場には自衛隊グッズなどを購入できる売店や各種車両、航空機、装備品、広報写真などが展示される。キッチンカーの出店や、射的や輪投げなど子どもが楽しめるコーナーも。また、元テレビ山口アナウンサーでフリーアナウンサーの佐藤けいさんが「1日駐屯地司令」に記念撮影に応じる。    

 「3年ぶりの一般開放での実施。ぜひご来場を」と同駐屯地。

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