生命保険大手4社の2022年9月中間連結決算が25日、出そろった。明治安田生命保険を除く3社は本業のもうけを示す基礎利益が前年同期に比べて減少した。新型コロナウイルス流行「第7波」で感染者への支払いが急増したことが響いた。一方、売上高に当たる保険料等収入は全社が増えた。海外金利の上昇により外貨建て保険販売が好調だった。
基礎利益は日本生命保険が前年同期比34.3%減の2616億円、第一生命ホールディングス(HD)は22.6%減の2024億円となった。住友生命保険は34.9%減の1098億円。明治安田生命は8.2%増の2212億円だった。