岡山県は25日、倉敷市の養鶏場で発生した国内今季初となる鳥インフルエンザで、鶏などを対象とする半径3キロ圏内の移動制限を解除したと発表した。制限対象だった2農場は、県内で2、3例目が確認された養鶏場から3~10キロ圏にあるため搬出制限に移行する。
同市内では10月下旬以降、3カ所で鳥インフルが発生している。1例目からいずれも約4キロ南に位置する2、3例目の養鶏場でも家畜伝染病予防法に基づく防疫措置を既に終えており、今後異常が見つからなければ、県は搬出制限を12月3日、移動制限を同10日に全面解除する。