サッカー日本代表が勝ち進む新発明 ドクター中松「カツール(カタールで勝つ)ドリンク」を発表

発明家のドクター中松氏(94)が25日、都内のドクター中松ハウスで、カタールで開催中のサッカーW杯で日本が試合に勝つための新発明「カツールドリンク(カタールで勝つドリンク)」を発表した。

ドイツ戦の劇的な逆転勝ちはテレビ観戦。「前半と後半で作戦、陣容、人員がガラリと変わった」と感想を述べ、「全国が沸いてバンザイです。次の試合も勝つため、選手の力を最大に発揮する発明を作りました。日本より順位が低いとは言え、よほどの準備をしないと勝つことは出きない」と次のコスタリカ戦に危機感を抱く。「準備とは何か。筋肉、メンタルトレーニングは相手もやっている。これは相手をやっつける発明です」とカツールドリンクを掲げた。

高麗人参、びわ葉、はぶちゃ、かき貝粉末など20種類の原料をパックに詰め、その上に氷を置き、氷がとけたことで生成されるドリンク。「普通のお茶のようにお湯や水でできたものとは成分が全く違う」と、成分グラフを論拠に手応えを口にした。疲労回復、栄養補給などに抜群の効果を持つという。「これを飲めば次は2―0で勝つ。そうでなければ、どうなるか」と、森保代表監督のもとに発明品が届くことを願った。

発明品の別名である「20オンザロック」をもじり、「ロックと言えば」と新バンド結成もあわせて発表。「がん、脳梗塞、長経験者(60歳以上)の人を激励するバンドで、がん、脳梗塞、長経験者のミュージシャンを募集します。私自身ががん、脳梗塞やっているので一人はいます」と呼び掛けた。さっそくバンド用の新曲を披露し、熱唱した。同時にLEO(長経験者連盟=long experience organization)が結成され「レオ、すなわりライオンになりましょう。参加してください」と病気経験者、高齢者の活性化へ意気込んだ。また、東京工業大学と東京医科歯科大学が統合に伴う、新名称の応募を行うことも発表した。

(よろず~ニュース・山本 鋼平)

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