日本酒缶に小田急グループの電車デザイン CFサイトで予約受け付け

小田急グループの電車がデザインされた日本酒缶を手にするアグナビの玄成秀代表取締役CEO

 日本酒ブランド「ICHI─GO─CAN(一合缶)」を展開するベンチャー企業Agnavi(アグナビ、茅ケ崎市)は、小田急グループや沿線にゆかりのある県内酒造会社とコラボレーションした日本酒缶を完成させた。現在、クラウドファンディング(CF)サイト「CAMPFIRE」で予約を受け付けている(今月末まで)。

 泉橋酒造(海老名市)、黄金井酒造(厚木市)、井上酒造(大井町)、熊澤酒造(茅ケ崎市)、吉川醸造(伊勢原市)の計5銘柄の日本酒を1合(180ミリリットル)入り缶で販売する。

 泉橋酒造の「いづみ橋」の缶は特急ロマンスカー・GSE70000形のデザインとするなど、根強いファンが多い小田急グループ4社の電車計5車両をあしらった。

 CFサイトでは、車両をデザインしたコラボ缶と県内酒造会社5社の銘柄缶の10本セット(7700円)などを販売。アグナビの玄成秀代表取締役CEOは「電車を通じて、県内の日本酒を多くの人に知ってもらいたい」と話している。

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