大船渡市長選挙は新人5名の争い!11月27日投票 岩手県

11月20日に告示された大船渡市長選挙には、鈴木茂行(すずき・しげゆき)氏(53)、村上守弘(むらかみ・もりひろ)氏(63)、渕上清(ふちがみ・きよし)氏(64)、鵜浦昌子(うのうら・まさこ)氏(67)、自民党が推薦する佐藤寧(さとう・やすし)氏(55)の無所属新人5名が立候補しました。投開票は11月27日に行われます。

現職の戸田公明氏が勇退を表明し新人5名の争いとなった今回は、人口減少が進む中での子育て対策や流出対策など若い世代の定着、不漁が続く水産業の立て直し、内陸部にアクセスする高規格道路の整備、東日本大震災の津波で被災した跡地の利活用などが争点と考えられます。

人口減少を食い止め、景気回復や子育て世代が魅力を感じるまちづくりを 鈴木氏

鈴木氏は大船渡町出身、岩手県立高田高等学校卒業。大船渡市内で事業所勤務等を経て、2018年に「婚活支援サービス恋の予感」を創設しました。

鈴木氏は以下の政策を掲げました。

大船渡市長選挙 選挙公報

地場産業の育成で人口減少を食い止め、行政の販売力を高めて収入を増やしたい 村上氏

村上氏は日頃市町出身、岩手県立住田高等学校卒業。株式会社甘竹ブロイラー(現 アマタケ)に入社し、常務取締役、専務取締役、顧問を歴任しました。現在は市民団体「黄金の海・ケセンプロジェクト」会長を務めています。

村上氏は以下の政策を掲げました。

大船渡市長選挙 選挙公報

各事業をつなぎ合わせて効果のある復旧・復興を進め、50年後、100年後を見据えたまちづくりを 渕上氏

渕上氏は盛町出身、岩手県立大船渡高等学校卒業。大船渡青年会議所理事長、東北ブロック商工会議所青年部連合会会長等を歴任しました。現在は有限会社フチガミ取締役、大船渡五葉ライオンズクラブ会長等を務めています。

渕上氏は以下の政策を掲げました。

大船渡市長選挙 選挙公報

国際感覚を取り入れた市政で、未来には笑顔あふれる街を 鵜浦氏

鵜浦氏は東京生まれ、大船渡市育ち、国際基督教大学教養学部異文化間コミュニケーション学科卒業。財務公報民間企業、労働省外郭団体研究所国際労働協会、今日庵を経て、国際連合大学「ゼロエミッション」研究構想の設立メンバー、同大学学長顧問補佐、「ゼロエミッション」構想プロジェクトマネージャー等を歴任しました。

鵜浦氏は以下の政策を掲げました。

大船渡市長選挙 選挙公報

持っているものを全て生かし、大船渡のために活動したい 佐藤氏

佐藤氏は大船渡市出身、東京理科大学卒業。2000年の大船渡市議会議員選挙に初当選、通算3期務めました。現在は大船渡市内の整備工事会社に勤めています。

佐藤氏は以下の政策を掲げました。

大船渡市長選挙 選挙公報

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