ボートレース大村内に「グルーンおおむら」完成 県内最大級のスケートボード場も!

県内最大級のスケートボード場=大村市、グルーンおおむら

 長崎県大村市玖島1丁目のボートレース大村敷地内に、県内最大級のスケートボード場などを備えたコミュニティーパーク「グルーンおおむら」が完成した。利用は無料。市ボートレース企業局の馬場宏幸局長は「あらゆる世代が交流できる拠点施設として、多くの人に利用してほしい」と期待する。
 グルーンおおむらは約4千平方メートル。約千平方メートルのスケートボード場のほか、ボルダリング用のクライミングウオール(高さ約5メートル、幅約14メートル)、各種教室やイベント会場として使えるパークセンターも整備した。野外の広場にフィットネス器具や遊具も設けた。事業費は約8億5千万円。

全天候型のボルダリング施設

 25日のオープニングセレモニーには、関係者約130人が出席。園田裕史市長らがテープカットして完成を祝った。この後、地元の幼稚園児やスケートボーダーらに施設が開放された。
 家族でスケートボードを楽しんでいるという長崎市の自営業、大久保かおりさん(37)は「セクション(構造物)が低く設定されており、(ジャンプする技)オーリーが苦手でも挑戦しやすい。アクセス性も良いので子どもたちとぜひ通いたい」と話した。
 26、27日は東京五輪スケートボード金メダルの四十住(よそずみ)さくら選手、銀メダルの開心那(ひらきここな)選手、スポーツクライミング銅メダルの野口啓代さん(27日)らによるデモンストレーションや体験会もある。
 ボルダリング施設とパークセンターの利用は予約が必要。問い合わせはグルーンおおむら(電0957.54.1011)。


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