7月13日に新曲「ファジーサマー」をデジタルリリースし、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022』や『Local Green Festival ’22』に出演、以降も『WILD BUNCH FEST.2022』や『TOKYO ISLAND』、『GREEN ROOM BEACH』などへ出演し、多くのオーディエンスを踊らせたLucky Kilimanjaro。
そんな彼らが、11月25日にツアー『Lucky Kilimanjaro presents.TOUR “YAMAODORI 2022”』のファイナル公演をLINE CUBE SHIBUYAにて開催、2023年4月5日のアルバムリリースと、アルバムを引っ提げたツアーの開催を発表した。
ソールドアウトで迎えた11月25日のLINE CUBE SHIBUYA会場内は、満員のファンの熱気に包まれていた。メンバーがステージに登場すると、会場からは大きな拍手が沸き起こり、冒頭からキラーチューン「風になる」「350ml GALAXY」「人生踊れば丸儲け」をパフォーマンス。会場のボルテージが一気に上がり冒頭から会場中がノリだし大きな盛り上がりを見せる。 「楽園」「Do Do Do」「夜とシンセサイザー」といった、アッパーな新旧のシングルトラックを披露したかと思うと、「ぜんぶあなたのもの」「初恋」「Sweet Supermarket」といったLucky Kilimanjaroならではの日常感溢れる歌詞に埋没できるラブソングが優しく歌い上げられ、多幸感に包まれる。
インディーズからの人気曲「Burning Friday Night」では会場中が横揺れし、「エモめの夏」「週休8日」「太陽」など、立て続けにライブでの人気曲が披露されていくと、既にMAXだった会場がさらにヒートアップ。オーディエンス全員が踊り続けていたダンスの動きが場内全体を巻き込んで大きくうねり出す。休むことなく会場中を躍らせ続ける彼らのパフォーマンスは圧巻。フロントマン熊木幸丸も会場との一体感をMCを挟まず作り上げていく。最新リリース「ファジーサマー」から鉄板曲「HOUSE」「踊りの合図」「果てることないダンス」を披露し会場の興奮が最高潮に達し本編は幕を閉じた。
アンコールでは、メンバー全員がステージ前方で“自由に踊ろう”とアピールする「I’m not Dead」をが披露され、その流れから「Super Star」で会場中を縦ノリさせたかと思うと、熊木が「新曲やります!」とアナウンスし、11月30日リリースの「一筋差す」をパフォーマンス、これからライブの定番曲として定着するであろう大きな盛り上がりを見せた。 そして2023年4月5日にアルバムをリリースすること、そのアルバムを引っ提げた豊洲PIT 2daysがファイナルの全国ツアーを開催する旨が告知されると、場内が拍手で包まれた。
熊木幸丸が「また一緒に踊れると思うと楽しみです。皆さんと一緒に今後も踊り続けたいと思っています」と語り、「君が踊り出すのを待ってる」でオーディエンス一人ひとりに語り掛け、再開を約束し合って公演は幕を閉じた。 緩急が織り成されたセットリストと、アンコール含めて29曲、MCなしのノンストップで披露され、全編通して踊りのグルーヴが作り込まれているLucky Kilimanjaroのライブスタイルは必見。昨日から2023年の全国ツアーLucky Kilimanjaro ONEMAN TOUR 2023のチケットもFC先行で販売がスタートしている。(撮影:田中聖太郎)
TOUR “YAMAODORI 2022”セットリスト
M01:風になる
M02:350ml GALAXY
M03:人生踊れば丸儲け
M04:ZUBUZUBULOVE
M05:楽園
M06:Do Do Do
M07:夜とシンセサイザー
M08:足りない夜にまかせて
M09:ひとりの夜を抜け
M10:Drawing!
M11:地獄の踊り場
M12:ぜんぶあなたのもの
M13:初恋
M14:Sweet Supermarket
M15:MOONLIGHT
M16:Burning Friday Night
M17:エモめの夏
M18:週休8日
M19:ON
M20:KIDS
M21:太陽
M22:ファジーサマー
M23:HOUSE
M24:踊りの合図
M25:果てることないダンス
EC1:I'm NOT Dead
EC2:SuperStar
EC3:一筋差す
EC4:君が踊り出すのを待ってる