迫力の演奏楽しむ WSで太鼓体験も 直江津中で「鼓童」交流学校公演

 上越市立直江津中(鈴木克典校長)で22日、佐渡の太鼓芸能集団「鼓童」の交流学校公演が開かれた。生徒らは体育館に鳴り響く太鼓の音色を楽しんだ。

直江津中で行われた鼓童の公演

 交流学校公演は事前のワークショップとセットになっており、同校では1日に3年生が鼓童のメンバー4人から指導を受け、太鼓の体験を行った。公演は密を避けるため、1、2年生の第1部と3年生の第2部に分け、第2部は保護者や隣接するなおえつ保育園の園児も参加した。
 公演には7人のメンバーが出演。桶胴太鼓や長胴太鼓、締め太鼓など演奏で使うさまざまな太鼓の種類や構造などを解説し、生徒代表が太鼓を体験。演奏ではしの笛と小型の打楽器「チャッパ」、歌も交えて迫力の演奏を披露。大太鼓のソロもあった。
 演奏後、リーダーの地代純さんは「私たちは大好きな太鼓を演奏している。好きなものを見つけたら、やり続ける人生も素晴らしいと思う」と言葉を贈った。第2部ではワークショップで練習した3年生の代表が鼓童メンバーと共演を果たした。

© 株式会社上越タイムス社