【詳報】宮城県で3973人感染 土曜日として過去2番目の多さ 80代から100歳代の5人死亡

宮城県で26日、新たに3973人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。土曜日としては過去2番目の多さです。また、80代から100歳代の5人の死亡が確認されました。

感染が確認されたのは、仙台市発表分が1920人、宮城県発表分が2053人です。

仙台市を除いた保健所別では、大崎保健所 289人、仙南保健所 260人、石巻保健所 259人、岩沼支所 250人、塩釜保健所 248人、黒川支所 194人、栗原支所 155人、登米支所 80人、気仙沼保健所 54人となっています。また、仙台市以外で抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は264人でした。

年代別では、10歳未満 608人、10代 585人、20代 443人、30代 621人、40代 655人、50代 374人、60代 288人、70代 215人、80代 129人、90歳以上 55人となっています。

宮城県の土曜日の感染者は、10月29日1153人、11月5日2223人、12日2402人、19日2944人と推移していて、26日は3973人と前週を1029人も上回りました。土曜日としては2022年8月20日の4782人に次いで、過去2番目の多さとなっています。

また、80代の男性1人と女性1人、90代女性2人、100歳代女性1人の死亡が確認されました。宮城県で亡くなった人は506人となりました。

クラスターは6件発生しました。内訳は角田市の高齢者施設2ヵ所(感染17人・66人)、村田町の高齢者施設(感染6人)、大崎市の医療機関(感染14人)、登米市の高齢者施設(感染35人)、多賀城市の高齢者施設(感染12人)となっています。

宮城県によりますと、確保病床の使用率は県全体で58.4%(346/592床)、重症病床は21.8%(12/55床)、仙台医療圏に限ると63.5%(245/386床)、重症病床は27.5%(11/40床)です。

25日現在のPCR検査等の実施状況は、21日4749件(陽性3797)、22日3747件(陽性4392)23日981件(陽性2649)24日3701件(陽性3313)、コールセンターへの相談件数は、21日992件、22日919件、23日846件、24日954件となっています。

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