稲田朋美衆院議員の「ともみ組」年間収入3455万円、内訳は 福井県の国会議員ら4氏、2021年政治資金収支報告書

福井県国会議員の資金管理団体 2021年政治資金収支(総務相届け出分)

 総務省が11月25日公表した2021年分の政治資金収支報告書で、福井県の国会議員、元国会議員4氏の収支状況が公開された。年間収入が最も多かった資金管理団体は、自民党の稲田朋美衆院議員の「ともみ組」で3455万円(千の位を四捨五入)だった。

 総務相に届け出たのは稲田氏と山本拓元衆院議員、山崎正昭、滝波宏文両参院議員。

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 稲田氏の年間収入内訳は、個人からの寄付が758万円、県外後援会からの寄付が91万円、東京と大阪で開いたパーティーが1583万円、借入金が1023万円。支出は4394万円で、事務所費、人件費などの経常経費が523万円、政治活動費が3871万円だった。

 山本氏の「新産業政策研究会」は年間収入が931万円。内訳は志帥会や自民党県衆院比例区第2支部など政治団体からの寄付が472万円、東京で開いたパーティーが212万円、借入金が247万円。支出は1085万円だった。

 山崎氏の「環日本海政治経済懇話会」の年間収入は、自民党県参院選挙区第1支部からの寄付100万円。支出は114万円だった。

 滝波氏の「くに創り政治経済研究所」は年間収入が1396万円で、内訳は寄付300万円と東京で開いたパーティー1096万円だった。支出は1036万円だった。

 高木毅衆院議員、斉木武志元衆院議員の政治資金団体は福井県選管に届け出ており、30日に公表される。

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