青少年のための科学の祭典2022新潟県・上越大会 探究心くすぐる体験一堂 実験、工作など楽しむ 27日まで

 青少年のための科学の祭典2022新潟県・上越大会が26、27の両日、上越市下門前の上越科学館で開かれている。科学や技術に関わるさまざまな実験、体験、工作が用意され、大勢の親子連れでにぎわっている。開場時間は午前9時から午後5時(入館は同4時30分)まで。
 今回は昨年より多い15団体が出展。今回はチタンのまち上越協議会、日本化薬(26日のみ)、日本原子力学会関東甲越支部・新潟大研究推進機構共用設備基盤センター放射性同位元素部門、原子力発電環境整備機構(NUMO)の4団体が初参加している。

メタンハイドレートに火を着けたり触ったりして身近に感じる機会となった

 会場では酵母を使って寒天地に絵を描いたり、雲の模型を作ったり、霧箱を使って放射線を観察するなど探究心をくすぐる体験が多数並んだ。同市産業立地課はメタンハイドレートの実験を行い、子どもたちは手で触ると冷たいのに火が着く不思議を体験し、上越沖に埋蔵されていることを知った。
 中学生以下は入館料無料、高校生以上は620円。材料費は無料。同イベントの実験攻略本を無料で配布している。

上越タイムス社もコーナー出展

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