イスカのシュラフ「エアプラス630」は冬キャンプや車中泊でも安心の暖かさ!−15℃まで対応

筆者撮影

冬キャンプの最大の不安といえば、「寒くて眠れない」ということ。体力を消耗するキャンプでは、夜に眠れないと翌日のコンディションが最悪になってしまいます。そこで冬キャンプのシュラフとしてオススメなのが、筆者が愛用しているイスカの「エアプラス630」。−13℃でも快適に眠れた「エアプラス630」の魅力をたっぷりレビューします!

「ISUKA(イスカ)」は大阪生まれの山岳用シュラフ老舗メーカー

筆者撮影

イスカは昭和47年創業、大阪で誕生した老舗寝袋メーカーです。

「すべての人に快眠をお届けする」、この言葉を使命に、
寝袋のプロフェッショナルとして最高品質のものづくりに真摯に向き合います。
これからも「こころあるものづくり」で、寝袋、アウトドアの魅力を伝え続けます。

安全で楽しいアウトドアのために、私たちはHEARTY & QUALITY(こころあるものづくりで最高の品質を)を課題に、今も、そして、これからも実際に使われる方々の立場に立った「ものづくり」を続けてゆきたいと考えています。

創業以来、山岳用シュラフのメーカーとして多くの人気モデルを販売してきましたが、近年ではキャンプブランド「GOODZZZ(グッドグーグー)」を立ち上げ、キャンプの醍醐味をより楽しめるようなキャンプ用寝袋にも力も入れています。

▼スリーシーズン用封筒型シュラフ・GOODZZZ「シエスタ」

キャンプ以上に過酷な環境下での登山を前提としている「イスカ」の寝袋は、確かな技術と高品質なダウン素材で、国内でも寝袋のトップメーカーの一つとしてアウトドア好きの方からも厚い信頼を得ています。

【基本スペック】イスカの冬用シュラフ「エアプラス630」は“日本の冬の定番モデル”

筆者撮影

イスカ「エアプラス630」は登山としては厳冬期の中級山岳や縦走登山の軽量化に、また残雪期の3000mクラスにも最適なモデルです。

冬山以外にも冬キャンプ・車中泊にも最適な、「日本の冬の定番モデル」とされています。

  • 台形ボックス構造
  • ショルダーウォーマー
  • セパレートボックス
  • フードチューブ
  • フットボックス
  • ドラフトチューブ
  • 3Dシルエット

など、イスカ独自の工夫された構造により、徹底的に保温性を高めているのが特徴です。

イスカ「エアプラス630」

  • 対応温度:−15℃
  • 生地表:ナイロン100%
  • 生地裏:ナイロン100%
  • 平均重量:1,030g
  • 羽毛量:630g(90/10 800フィルパワ-)
  • 最大長:80(肩幅)×213(全長)cm
  • 収納サイズ:φ20×34cm
  • カラー:タン

イスカの冬用シュラフ「エアプラス630」の魅力を徹底レビュー!

筆者が冬キャンプの寝袋として愛用しているイスカ「エアプラス630」を使ってみて感じた、6つの魅力をご紹介します。

魅力1:寝袋内で温めた熱を外へ逃がさない!

筆者撮影

「エアプラス630」は台形ボックス構造になっているため、ダウンのかさ高性を維持しつつ、内側と外側のステッチをずらすことにより熱損失を削減し、優れた保温性を確保します。

また、独特のショルダーウォーマーによって首から上の熱が逃げないようになっており、両サイドの縦に配置したセパレートボックスはダウンの偏りを防ぎ、保温性をさらに高めてくれます。

魅力2:氷点下13℃でも暖かい!

筆者撮影

イスカ「エアプラス630」は800FPの最高級ダウンを使用し‐15℃まで対応できる寝袋で、冬山・冬キャンプ・車中泊にも最適です。

実際、筆者は真冬の長野県小諸キャンプでは氷点下13℃を経験しましたが、そのときでも暖かく快眠できました。

魅力3:足にフィットするフットボックスで冷える足元が暖かい!

筆者撮影

冬キャンプの就寝時に一番冷える足元には保温材を多めに封入しており、睡眠時の足の形に沿った逆台形構造になっています。

また、テント内の結露が凍った粉が寝袋に落ちても溶けて水になることはなく、足元の保温性&断熱性を表しています。

魅力4:超軽量で冬キャンプ以外に登山でも使える!

筆者撮影

イスカ「エアプラス630」は重さわずか1030gと、登山寝袋メーカーらしい超軽量ダウンシュラフに仕上がっています。

また、収納袋も丈夫に作られており入れやすく、キャンプよりも過酷な環境下での登山仕様に対応しているのも嬉しいですよね。

魅力5:コーデュラ生地で超撥水&高耐久!

筆者撮影

イスカ「エアプラス630」の表面生地はCORDURA(コーデュラ)を採用しており、強力な超撥水性能でテント内の結露や壁内への接触による水濡れを防いでくれます。

また、表面生地の耐久性は高い引き裂き強度や耐摩耗性を持ち、耐久性も優れたアウトドアに最適な素材になっています。

魅力6:高品質800FPダウンでコンパクト!

筆者撮影

イスカ「エアプラス630」に封入されているのは最高品質800FPグースダウンで、軽いだけではなく多量の空気を取り込んで優れた断熱効果を発揮しつつ、コンパクトなのが魅力です。

筆者撮影

筆者が厳寒期に使っている化繊寝袋と比較すると、大きさが半分以下なのが良く分かります。

イスカの冬用シュラフ「エアプラス630」がオススメな人

筆者撮影

寒い冬キャンプでも暖かく快眠できるイスカ「エアプラス630」は、こんな人にオススメです。

一年中キャンプを楽しみたい人

筆者撮影

キャンプを一年中キャンプを楽しむ場合に必須の条件なのが、冬のキャンプでも快適に眠れること。

イスカ「エアプラス630」は最低気温‐15℃対応なので、真冬のキャンプでも十分です。

暑い季節は開いて掛け布団代わりにしても良いですし、ダブルジッパーなので体温調節もしやすく一年中使えるダウンシュラフになっています。

軽量キャンプをしたい人

筆者撮影

ソロキャンプをする筆者ですが、愛車がオープンカーのMR-Sなので荷物は比較的少なめの軽量キャンプを心掛けています。

そのとき荷物になりがちなのが寝袋ですが、イスカ「エアプラス630」なら断然コンパクトなのでソロキャンプでも問題なし!

ノースフェイスのドラムバッグ「BCダッフル M」(容量65L)にも上記ギア類と一緒にしまう事ができますよ。

イスカの冬用シュラフ「エアプラス630」をオススメしない方

冬キャンプに欠かせないイスカ「エアプラス630」ですが、夏キャンプしかしない人にはオススメできません。

筆者撮影

キャンプといえば、水遊びなどのアクティビティを中心にした夏キャンプをイメージされる方も多いですが、そういう人にはイスカ「エアプラス630」は、価格も高くオーバースペックです。

ただ、夏に3,000m級の登山をされる場合は気温も一桁台になったり、冬の車中泊でも活用できるなど出番はありますよ。

イスカの冬用シュラフ「エアプラス630」で冬キャンプもポカポカに眠ろう!

筆者撮影

イスカ「エアプラス630」は、冬キャンプに最適な800FPの高性能ダウンシュラフになっており、寒い季節でもポカポカに快眠できます。

また、ファミリーキャンプでかさばる化繊寝袋類を少しでも圧縮したい人や、ただでさえ荷物の増える冬キャンプに困っている方には特にオススメですよ。

そして、冬キャンプは虫もおらず空気も澄んでおり景色も良いので、今シーズン冬キャンプを体験したいと思っているなら、イスカ「エアプラス630」で快眠してみてはいかがでしょうか。

© ハピキャン