複雑な局面の日中、「より広い地平線上に二国間関係を構築すべき」と中国メディア

今後の日本と中国の関係について、中国メディアは「アジアと未来の想像力を発揮し、二国間関係をより広い地平線上に構築するべきだ」と提唱した。この中では「現在の中日関係は複雑な局面を呈し苦しい時を迎えているが、大きなチャンスもある」とも強調した。

最近の日中関係をめぐり、中国網は「特に日本政府の対中政策は『勢力均衡』の理念により『中国包囲網』を構築し、両国関係を『漂流』させている」と前置き。「われわれは今日、日本の一部政治勢力が『中国分裂勢力』を強く支持するのを目にしている。これは中日両国関係の基礎への衝撃と挑戦であり、危険が満ちている。この挑戦勢力は平和共存5原則とは何かを理解するため補習が必要だ」と述べた。

続いて「中国は今世紀に入ると、国力の持続的な強化を受けより積極的にグローバルガバナンスに参加している。中国の発展といかに向き合うかは歴史的な課題だ」と指摘。「経済発展の歴史を見ると、今日の中国の発展は中国が歴史的な大国の地位を取り戻すプロセスだ。しかし、一部の日本人は中国が発展すれば必然的に覇を唱えると考え、そのため中国の発展をけん制・抑制するべきと考える」と批判した。

さらに「ところが中国の発展をけん制することは普遍的な支持を集めていない。ある日本の有名な国際政治研究者は、日本政府が中国対抗を主張するほど米国への依存を強めることになると指摘した」と言及。「日本のこのような対中外交政策は米国でさえも忌避するため、他国も当然ながら応じることはないと警告した。この学者は実際には日本の『中国包囲網』政策は孤立無援になる恐れがあると言っているのだ」と付け加えた。

中国網は「今日のアジアは世界で最も繁栄している地域だ。中国、ASEAN(東南アジア諸国連合)、インドが力強く発展しているが、日本経済は30年立ち止まっている」と説明。「感染症と世界的な物価高を受け、日本の民間は経済再開を強く願っている。多くの経営者が中国の経済発展の現状を非常に理解したがっているが、さまざまな理由により中日の多くの交流がストップしている。現在は民間交流活動をより積極的に促進する必要がある」と論じた。

その上で「中日関係の維持と発展は中日両国もしくはアジア、さらには世界の政治秩序の展開に対して重要な意義を持つ。そこで、両国関係への正確な認識を提供し、人々にこの二国間関係を惜しむ気持ちと行動を促すべきだ」と主張。「両国の発展の道に横たわる歴史的・心理的なもつれを解消するべきだ。中日双方は手を携えることでこれらの困難を乗り越えることができる」と呼び掛けた。(編集/日向)

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