栃教協が結成60周年 躍進大会で歩み振り返る

あいさつする栃教協の熊倉会長=26日午前、宇都宮市内

 公立の教職員で組織する県教職員協議会(栃教協)は26日、宇都宮市内のホテルで「結成60周年躍進大会」を開き、教育の振興や教職員活動の充実に向けて会の結束を高めた。

 熊倉孝郎(くまくらたかお)会長が「職員団体としての存在意義を発揮し、子どもたちのため、学校現場がよりよくなるよう務める」とあいさつ。歴代会長や各市町の教職員協議会会長ら参加者約100人は、協議会の60年間の歩みを映像で振り返るなどした。来賓として池田忠(いけだただし)県議会副議長らが祝辞を述べた。

 栃教協は1963年11月30日に結成し、勤務条件の改善や教育水準の向上などに努めてきた。県内最大の教職員団体で、現在の会員は約8700人に上る。

会の結束を高めた栃教協の結成60周年躍進大会=26日午前、宇都宮市内

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