1-SHINE(イシン)、約1年ぶりに地元山口に凱旋! New EPを引っ提げたワンマンライブ完遂!

山口県出身5人組ロックバンドの1-SHINE(イシン)が、11月26日(土)周南RISING HALLにてワンマンライブ『Young & Wild』を開催した。 今回のワンマンライブは、New EP『Young & Wild』のリリースと合わせて実施された。地元山口でのライブは約1年ぶりとなる。 1年越しに見られる1-SHINEの姿を、会場に集まったファンが今か今かと待ちわびていると、SEが流れメンバーが次々と登場。一斉に楽器をかき鳴らしバンドならではの迫力を見せつけると、それに応えるかの様に観客のボルテージも一気に上昇した。 New EPの1曲目に収録されている『Say It To My Face』からライブはスタート。 疾走感溢れるトラックと中毒性のあるメロディラインで早くも観客の心を掴み、自然とフロアも揺れる。続く2曲目はライブ定番楽曲『2020』。Vo.YumaとRap.BITが手を大きく上げて観客を煽る。観客もそれに応え次々と手を上げ、会場は一体感に包まれた。 観客の気持ちを熱く上げてくる序盤のパフォーマンスとは一転して、新曲『Rendezvous』、『If I Die Tonight』のバラードでは、Yumaの透き通った高音ボイスで軽やかに歌いあげ、歌声で観客を魅了していった。 MCでは、「地元の山口ということでこのホームタウンで、1年ぶりにライブが出来てすごく嬉しいです。今日はありがとうございます。最後に山口でライブしたのが10月で、それから今まではすごく内容が濃く、いろいろ正直苦しい1年でした。年明けてから東京のワンマンライブがあったんですけど、その時も丁度コロナで色々打撃を受けてすごく活動が大変で。こうやって地元のみんなの前でこの景色を見ると、頑張ってきて良かったなと改めて思います。本当に今日はありがとうございます」とYumaが話す。また、BITを中心にテレビショッピング風のグッズ紹介を行ない、会場に笑いを起こした。 ライブ後半戦では『Crush on You』『Run Run Run』『TOKYO』などのライブ定番曲やアップテンポな曲を続けて披露し、会場の熱気は最高潮に達した。 最後の曲を残して、Yumaが「何事も、始める時ってめちゃくちゃ熱があると思うんですけど、人生って永遠がないようにはじめの頃の初期衝動みたいなものを忘れがちだと思います。改めて、10年目にもう1回無謀で大胆なあの頃の初期衝動を胸に燃やして一っ走りしよう、そう思って走ってきたのがこの1年、そんな気持ちで作ったのがこのYoung & Wildです。まだまだ大きなアーティストではないし、仮にいなくなっても悲しむ人が何万人もいないかもしれないけど、でも最後にもう1回俺たちの夢を叶い切れると思って本気で走ってます。まだまだ夢の途中だけど絶対にこの夢を叶える気持ちでこれからも2023年2024年も走っていくつもりです。絶対にもっともっと大きくなってこのRISING HALLも2階をパンパンにして、文化会館だったりWILD BUNCH FESTでメインのアクト張れるぐらいそんぐらいでかくなって帰ってくるからさ。これからも1-SHINEをよろしくお願いします」と話し、新曲『Young & Wild』を披露して幕を閉じた。 12月3日にはSpotify O-WESTにて1-SHINE ONE MAN LIVE『Young & Wild』東京公演が決定している。地元山口で成功させた勢いそのままに、東京でのライブに挑む彼らのワンマンにぜひ足を運んでいただきたい。 そして、11月26日ライブ会場にて発売されたNew EP『Young & Wild』は12月25日より各サブスクリプションサービスにて配信が予定されている。

結成して10年を迎える節目に発表されるこのアルバムには、無謀で大胆だった結成当初の初期衝動が詰め込まれている。鬱屈とした世間に風穴を開けるような革命を、そして大胆な夢を追いかけることを忘れてしまっていた誰かのもとに届くように、そんなメンバーの意志と決意が垣間見える作品となっている。重厚感と疾走感が入り混じる中に中毒性の高いメロディラインとラップを詰め込んだリードトラック「BAD BOY」をはじめ、1-SHINEが紆余曲折の果てに辿り着いたサウンドワークを余すところなく表現した珠玉の5曲が収録している。

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