W杯日本代表と戦うコスタリカ代表のこわい5人

ワールドカップ初戦でドイツに歴史的勝利を収めた日本代表。

第2節で戦うコスタリカ戦は絶対に負けられない戦いになる。ここではコスタリカの注目選手を取り上げてみる。

1番:ケイロル・ナバス

35歳の守護神。

身長は185cmほどと大柄ではないが、超人的な反射能力を持つ世界レベルのGK。

コスタリカがベスト8と大躍進した2014年W杯でチームを救うスーパーセーブを連発し、一躍時の人に。その後、レアル・マドリーでも正GKとしてプレーした。

現在はPSGに所属しているが、イタリア代表GKジャンルイージ・ドンナルンマが君臨してるため、控えに甘んじている。今季は怪我もあるため、クラブでは1分もプレーしておらず、コンディション的には万全とは言えない。

12番:ジョエル・キャンベル

30歳になった元・怪人。

若くしてアーセナルに引き抜かれたことでも知られる。

かつては、爆発的な運動能力と緻密な技術を併せ持ち、豪快なドリブル突破から左足での強烈なシュートを武器としていた。ただ、いまはよりテクニカルなタイプに。

アーセナルで同僚だった宮市亮は「本当に足元がうまい選手なので、前を向かすと本当に危険。前を向かせないのが本当に大事。スルーパスを出すのも上手い」とDAZNの番組で指摘している。

9番:ジェウィソン・ベネット

サンダーランドに所属する18歳のアタッカー。今大会に10代で出場する逸材のひとり。

弱冠17歳で代表デビューすると、9月の韓国戦で2ゴールを決めて、世界的な話題になった。

父も叔父も元サッカー選手のサラブレッドで、その叔父は「彼は特権的だ。フィジカルもはるし、スピードもある」と賞賛。

本人は同じ左利きのアタッカーであるジョエル・キャンベルが好きだったとか。

19番:ケンダル・ワストン

34歳になった巨漢重鎮ディフェンダー。

「La Torre(タワー)」の異名を誇る通り、196cmの高さを武器にしたセンターバックだ。

セットプレーでは抜群の強さを誇り、かつては得点力でも相手の脅威になった。2018年W杯出場を導くゴールを決めて、英雄になった人物でもある。

MLS時代は工藤壮人とのプレーしており、先日彼が死去した際には「安らかに眠れ、我が友よ」という哀悼のメッセージを送っている。

10番:ブライアン・ルイス

10番を背負う37歳の技巧派レフティ。コスタリカ史上2位となる147試合に出場してきたレジェンドだが、今大会を最後に現役を引退する。

本田圭佑は、ABEMAのグループステージ分析で「強い相手とやり慣れている。10番の選手が印象的なんですよね。そうそう、ルイス、左利きの。めっちゃウマない!?」と絶賛。

また、ポルトガルの名門スポルティングでともにプレーした経験がある田中順也もこう話している(動画9分2秒から)。

「ブライアン・ルイスはびっくりするほどサッカーがうまかった。僕より年上ですし、まだ代表っていうことは、とてつもなくサッカーがうまいってことですよね。本当にボールをとられないし、走れるし、気が利くし、パスうまいし、全部うまかったです。ずば抜けてうまいっすねー」。

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