『THE W』決勝進出者が発表 エントリー数「『M-1』の10分の1」でも賞金は同額「1000万円」に疑問の声も

第3回大会で王者に輝いた「3時のヒロイン」

11月26日、女性限定のお笑いコンテスト『女芸人No.1決定戦 THE W 2022』(日本テレビ系・12月10日放送)の決勝出場者が発表された。

これまで、ゆりやんレトリィバァ、阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロイン、吉住、オダウエダという5組のチャンピオンを輩出してきた同大会。今回、決勝に進出するのは、Aマッソ、エルフ、河邑ミク、さとなかほがらか、スパイク、TEAM BANANA、天才ピアニスト、にぼしいわし、フタリシズカかりこる、紅しょうが、ヨネダ2000、爛々の12組だ。

優勝者には賞金1000万円のほかに、日本テレビ系番組への出演権などが贈られる。

前回、優勝したオダウエダに最終決戦で敗れたAマッソと天才ピアニストや、3年連続4度めの決勝進出となった紅しょうがが優勝候補に挙げられている。

「これまで、7人の芸能人が務めている審査結果に疑問が投げかけられることが多く、前回のオダウエダの優勝も放送終了後に議論になっていました。決定的な票を投じたアンガールズの田中卓志さんのSNSに視聴者からコメントが殺到する事態にもなりました。

そもそも、今回の決勝出場メンバーは12組中7組が決勝経験者と、メンバーもだんだんと固定されてきているような印象を受けます」(芸能ライター)

視聴者の期待値もあまり高くないのか、生放送でおこなわれる決勝戦の視聴率は第1回をピークに年々、低下しており、前回は1桁台まで落ち込んだ。

「何よりも視聴者が疑問に思っているのは、大会の“レベル”でしょう。最近では『出場するどの組もおもしろい』と絶賛されている『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)や『キングオブコント(KOC)』(TBS系)に比べると、出場者の実力はどうしても見劣りします。

実際、今回の決勝出場メンバーで、2022年の『M-1』と『KOC』の準決勝以上に残ったのは、ヨネダ2000だけです。『R-1グランプリ』を含めると、河邑ミクさんも進出しています。

ちなみに、ヨネダ2000は『M-1』と『KOC』のどちらも準決勝以上に進出しており、ほかのメンバーに比べて、漫才もコントも頭ひとつ抜けた実績がある、といえます」(前出・芸能ライター)

今回、大会エントリー数は『THE W』史上もっとも多い735組になったが、2022年の『R-1』は3199組、『KOC』は3018組、『M-1』は7261組がエントリーしている。女性限定という制限がついているため、単純比較はできないかもしれないが、物足りない数字だ。

『R-1』はピン芸人の大会とあって、賞金は『M-1』や『KOC』の半額の500万円になっている。大会規模がほかの大会に比べて段違いに小さい『THE W』の賞金額が1000万円と高額なことには、視聴者から疑問の声が上がっている。

《参加総数735組で決勝が12組か。M-1グランプリの参加総数が7261組で決勝が10組だから、M-1の賞金を1億円にするか、THE Wの賞金を100万円にするかしないと割に合わないな》

《M1の10分の1の参加者で賞金は同額…》

《THE Wってあの人たちはもう出なくていいんじゃないの?とか思ったりするけど優勝した時の賞金が大きいからやっぱり皆勝ちたいよね》

母数が少ない「女芸人」を世に出す大会なので、多少の差があるのは仕方ないのかもしれない。

第1回大会で優勝し、その後に『R-1』も制覇した、ゆりやんのように、偉大なチャンピオンが誕生して欲しいものだ。

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