ワールドカップ第2節で日本と激突するコスタリカ代表。
35歳の守護神ケイロル・ナバスが最も有名な選手だが、『Guardian』では、彼以外の選手たちの情報も伝えている。ここでは、若手たちのほっこりエピソードを抜擢してみよう。
25番:アントニー・エルナンデス
21歳のウィンガー。今年7月に国内1部リーグにデビューしたばかりの有望株。
W杯メンバー選出前には「謙虚でいなければいけない。母や祖母のために家を買いたい。それが願いであり、心から望んでいるもの。母は借家でとても質素。だから、車や自分への贅沢は考えない。考えるのは家族のことだけ」と話していた。
24番:ロアン・ウィルソン
20歳のMF。
彼は13歳当時、自分を発掘してくれた監督とある賭けをした。それは国内1部リーグのプロになったら、車を買うというもの。
彼は見事にそれを果たしたうえ、W杯メンバーに選出された。ただ、まだその車はもらっていないそう。
なお、彼は所属クラブがないフリーエージェントのようで、「W杯で1~2分でもいいプレーをすれば、ドアがさらに開くはず」とも話している。
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7番:アントニー・コントレラス
23歳のFW。家族は職を辞めてまでも、彼を応援している。
今年6月、コスタリカは大陸間プレーオフでニュージーランドと対決。彼の父親は11日間の休暇をとりたいと申し出たが、雇用主のメンテナンス会社から拒否されたために退職した。
当時、父は「パイプの修理など1年ほどメンテナンスの仕事をしていた。会社は行かせてくれなかったので、残念ですが辞めさせてくださいと上司に伝えた。この機会を逃しくなかったから。とても痛いが、また後で別の職を見つける。(旅行会社が観戦費用は負担したが)この感情を伝えることはできない。泣きたいくらいだ、感情が抑えきれない」と話していたそう。