
村議会から2度の不信任決議を受け、前村長が失職したことに伴う富山県舟橋村長選は27日投開票され、無所属新人で会社役員の渡辺光氏(41)が無所属新人の前村議酒井信行氏(56)を破り初当選した。投票率は71.60%。渡辺氏は村内の事務所で「『ワンチーム舟橋』を実現し、新たな村の創造を進めていきたい」と決意を述べた。
1980年以来42年ぶりの選挙戦で、パワハラ問題が発覚した役場改革などが争点となった。渡辺氏は27日夜、村政の課題に関し「組織改革が急務だ。県や他の市町などとの人材交流が効果的ではないかと考えている」と語った。