SixTONES松村北斗が観る、画家ヴァロットンのモノクローム世界

11月25日発売「芸術新潮」12月号は「これだけは見ておきたい2023年美術展 Best 25 and More!」を大特集。来年の注目美術展の数々を、いち早く紹介している。まず最初に登場する展覧会は、東京・三菱一号館美術館で開催中の「ヴァロットン―黒と白」展。フェリックス・ヴァロットン(1865~1925)はスイスに生まれ、世紀末のパリで活躍した画家で、今展は、彼が得意とした木版画に焦点を絞っている。

そのヴァロットン展会場を、卓越した歌唱力とパフォーマンスで大人気のSixTONESメンバー、松村北斗が訪ねた。

歌とダンスだけでなく俳優としての演技にも定評のある松村だが、実は‶美術好き″の一面を持つことでも知られている。学生時代、あるきっかけで西洋絵画に興味を抱き、展覧会に足を運んだり、画集を眺めたりするようになったとか。各地の美術館を巡りつつ、さまざまな思いを記すエッセイも連載中(「SixTONES 松村北斗のアトリエの前で」@「東海ウォーカー」)だ。

モノクロームの画面が並ぶスタイリッシュな展示空間でのフォト・セッション&インタビューは、終始リラックスしたムードで進行。じっくりと作品を眺め、ひとつひとつ言葉を選びながら語る松村さんの横顔が印象的な時間となった。 

■松村北斗PROFILE
1995年、静岡県生れ。SixTONESメンバー、俳優。2021年11月から22年4月にかけて放映されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で主人公の夫役を演じ、高い評価を得た。声優に初挑戦した映画『すずめの戸締まり』が全国公開中。

■展覧会情報
ヴァロットンー黒と白
2023年1月29日まで  東京、三菱一号館美術館
https://mimt.jp/vallotton2/

■書籍データ
掲載誌:「芸術新潮」2022年12月号
発売日:11月25日発売
体裁:A4変型 無線とじ
特別定価:1670円(税込)

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