リニューアルオープンは24年12月!「道の駅おがわまち」再整備へ 小川町が覚書締結、魅力アップ図る

覚書を手にする島田康弘町長(中央)とアイル・コーポレーションの町田哲雄代表取締役(左)、TTCの河越康行代表取締役(右)=小川町大塚のリリックおがわ

 「道の駅おがわまち」の再整備事業を進めている埼玉県小川町は、公募型プロポーザル方式で管理運営候補者に選定したTTC・アイルグループと覚書を締結、再整備を協力して取り組むことになった。

 TTC・アイルグループの代表構成員は、アイル・コーポレーション(本社・さいたま市、町田哲雄代表取締役)、構成員は、TTC(本社・静岡県熱海市、河越康行代表取締役)。覚書の内容は、同グループは管理運営業務の開始前から施設の設計、デザインなどの検討に参画、町内業者との連携・協議、商品開発などを行い、地域振興、魅力的な道の駅を目指す。

 道の駅おがわまちは1990年に埼玉伝統工芸会館として開館、93年に道の駅として登録されたが施設の老朽化が進み、利用者が減少している。町は今年2月、再整備基本計画を策定し、休憩、情報発信、地域連携、子育て支援、防災の各機能を有した、観光・産業、地域交流などの施設にリニューアルすることになった。

 2024年12月のリニューアルオープンを目指し、島田康弘町長は「町の重要施策、連携して、再整備、活気ある町づくりにつなげたい」と話した。

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