サッカーW杯、日本惜敗 長崎県内でもPV開催店続々 チャンス、ピンチのたびに歓声

日本のチャンスで声援を送る来店客ら=長崎市浜町、ハマンズカフェ

 日本代表がドイツを倒して、一気に注目度が上がったサッカー・ワールドカップ(W杯)。日本とコスタリカの一戦が行われた27日は、長崎県内でも多くの飲食店がパブリックビューイング(PV)を開いて日本を応援した。各店舗には臨場感を味わいたい客が大勢詰めかけ、チャンスやピンチのたびに歓声が上がっていた。
 長崎市浜町の喫茶店「ハマンズカフェ」では、23日のドイツ戦後にPVの実施を決定。今回は試合開始がちょうど夕食の時間帯だったため、アルコール飲み放題付きのプランを用意した。事前にインスタグラムで告知したところ、問い合わせが相次ぎ、約40人が来店。2階フロアに設置された二つの大型スクリーンに向かって声援を送っていた。敗れた瞬間はため息が漏れたが、同店は「想定以上の人に来ていただいた」と日本代表に感謝していた。
 長崎市が市民体育館で実施した無料PVには、ドイツ戦の約60人から倍増の約120人が集まって声援を送った。市の担当者は「日本のチャンスが多くて盛り上がった」と話した。


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