中日ドラフト1位の仲地選手「夢を見つけることが1番大事」 母校・嘉手納高の後輩にエール

 【嘉手納】中日からドラフト1位指名された沖縄大の仲地礼亜投手(21)が15日、母校の嘉手納高校で進路講話をした。生徒からは、文武両道のこつや高校生活で頑張ったことなど、質問が相次いだ。仲地投手は「夢を見つけることが一番大事。見つかったら積極的に行動できる」と強調し、母校の後輩にエールを送った。

 拍手で全校生徒や教諭らに出迎えられた仲地投手は、照れた様子で自己紹介をした。生徒からは「いつからプロを意識したか」「モチベーションを維持する方法は」など質問を受けた。

 仲地投手は「トレーニングは最初嫌々だった。だが少しずつ力が付き、結果が出てくると、見る世界も変わってくる。やった分だけ自分に返ってくると思うようにしている」とアドバイスを送った。

 3年生の生徒は「何事もやり続けることが大切だと学んだ。春から大学生なので、こつこつと努力したい」と話した。別の生徒は「仲地投手のように夢を見つけて、一つのことに集中して夢をかなえたい」と語った。

(石井恵理菜)

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