林業分野でのドローン活用学ぶ 「練習を重ねるほど楽しい」 鹿町工高生

林業分野でのドローン活用法について学ぶ生徒=佐世保市、冷水岳

 佐世保市鹿町町の県立鹿町工業高(高田佳男校長、361人)のドローンスクールの受講生が21日、県県北振興局農林部林業課の指導で林業分野でのドローンの活用法を学んだ。
 同校は昨年度から課題研究としてドローンの操縦に関する授業を実施。学科、実技試験で合格するとドローン操縦士技能認定証が交付され、機械科3年の5人が受講している。
 この日は同課の多久一輝主任技師が授業を担当。空撮による森林の調査、測量、地図アプリを使った飛行操作などを学習した。その後、同市小佐々町の冷水岳の森林で実習。測量データの解析などに取り組んだ。
 班長を務める平田悠馬さん(18)は「ドローンの練習を重ねるほど楽しくなり、もっと学びたいと思うようになった。いろんな現場での活用法があり、仕事の強みになる」と話した。


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