週明け28日午前の東京商品取引所で、中国景気の先行き懸念から中東産原油の先物指標価格が急落し、一時1キロリットル当たり前週末比3060円安の6万4190円を付けた。取引時間中に心理的節目とされる6万5千円を割り込むのは3月17日以来、約8カ月ぶり。
新型コロナウイルス感染を抑え込む中国政府の「ゼロコロナ」政策が要因。街頭で抗議する人たちを写した動画の拡散などを受け、原油市場では、中国の企業や日常生活が大きな制約を受けて景気が一段と減速し、世界的なエネルギー需要の鈍化につながるとの見方が改めて強まった。