ヴィヴィくんと稲佐山2.4キロ 「Jリーグウォーキング」 戦争のない世界願い、風船放つ

平和への願いを込めて風船を空に放つ参加者=長崎市、稲佐山公園野外ステージ前

 明治安田生命保険長崎支社(杉浦健支社長)は27日、長崎市内で「Jリーグウォーキング」を開いた。健康づくりやサッカーの地元Jクラブの応援を目的に、約250人が稲佐山公園野外ステージ前から山頂まで約2.4キロを歩いた。
 Jリーグのタイトルパートナーの同社は、選手らと一緒に歩くイベントを各地で展開。今回はJ2・Vファーレン長崎のクラブマスコット「ヴィヴィくん」が参加した。
 開会式で杉浦支社長は「長崎の地で平和への祈りを込めながら健康増進に向けて歩きましょう」とあいさつ。参加者は平和への願いを書いたメッセージカードを付けた風船を空へ放った。家族3人で歩いた市立三重小1年の濵本紗和さん(7)は、戦争がない世界を願い「みんななかよくしてほしい」とカードに記した。
 開会式では、市に同社と社員による募金89万4千円と「企業版ふるさと納税」1千万円の目録を贈った。


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