食や自然、文化を楽しみながら 新幹線開業記念、まち歩きイベント 大村

チェックポイントで大村の特産品を受け取る参加者(左)=大村市、おおむら夢ファーム・シュシュ

 温泉地の食や自然、文化を楽しみながら散策するまち歩きイベント「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin長崎・おおむら」が26日、大村市内であり、約200人が楽しんだ。
 西九州新幹線の開業を記念し、市新幹線アクションプラン推進協議会が主催。参加者は新大村駅をスタート地点に、バスで大村車両基地に移動。同基地を見学後、歴史や自然が豊かな福重地区一帯を巡る約7.4キロのコースを散策した。
 各チェックポイントでは大村寿司(ずし)や長崎和牛、日本酒、菓子類など地元の特産品が振る舞われた。このうちおおむら夢ファーム・シュシュ(弥勒寺町)では、新幹線かもめをイメージしたプリンなどが提供され、参加者は大村湾を望む絶景と共に楽しんでいた。ゴール後は市内の温泉施設で体を癒やした。
 家族や親戚と参加した長崎市の会社員、清野龍さん(34)は「大村湾がすごくきれいに見えた。子どもたちも歩けるコースで、チェックポイントでの食べ物を楽しみにしていた」と話した。


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