広瀬すず&永瀬廉が北川悦吏子脚本の青春ラブストーリー「夕暮れに、手をつなぐ」で初共演

広瀬すずとKing & Prince・永瀬廉が、TBS系で2023年1月にスタートする連続ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(火曜午後10:00、開始日未定)で初共演することが分かった。

「夕暮れに、手をつなぐ」は、北川悦吏子氏が脚本を手掛ける、世界で一番美しい青春ラブストーリー。物語は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬)が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬)と運命的で衝撃的な出会いを果たすことから始まる。それっきり、もう一生会うことはないと思っていた2人だったが、なぜか2人は東京の片隅で下宿生活を送ることになる。とっくに恋に落ちているのに、なかなか恋が始まらない夢を追う2人の姿が描かれる。

TBSのドラマ初主演となる広瀬が演じるのは、九州の片田舎で伸び伸びと育った主人公・空豆。男勝りな性格と行動力で、竜巻のように周囲の人をひきつけるエネルギーとすてきな笑顔を持つ野生児のような女の子だ。その野生児っぷりに「サル」や「イノシシ」と呼ばれることも。独特な九州なまりがかわいらしく、天真らんまんで屈託なく育ったように見えるが、実は胸の奥にはいろいろな思いを抱えている。音と出会い一つ屋根の下で暮らす中で、空豆はファッションに目覚めていく。

そんな空豆と運命的に出会う青年・音に扮(ふん)する永瀬は、本格ラブストーリーに初挑戦する。音は大学卒業後、親の反対を押し切って就職せずに音楽の道を選んだ音は、フリーターをしながら、パソコンで楽曲を制作しリリースする、いわゆる“コンポーザー”として成功を目指す青年。レコード会社と契約はしているものの、鳴かず飛ばずでくすぶっている。普段はコーヒー店でアルバイトをしている、さえない平凡な男の子だ。空豆と出会ったことで、音は刺激を受け、諦めかけていた夢にもう一度向き合うようになる。

今作が初共演となる広瀬と永瀬。そろっての撮影初日に挑んだのは、空豆と音が衝撃的で運命的な出会いを果たした後のシーン。初日から息の合った掛け合いを見せ、和やかな雰囲気で撮影がスタートしている。

そんな2人の物語をつづる北川氏は、「愛していると言ってくれ」「Beautiful Life~ふたりでいた日々~」(同系)、「ロングバケーション」(フジテレビ系)など、これまで数々の恋愛ドラマを生み出してきたラブストーリーの名手だ。近年も、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」や「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ系)と精力的に連ドラを執筆しているが、今作のように王道の“青春ラブストーリー”を手掛けるのは、04年の「オレンジデイズ」(同系)以来、実に19年ぶりとなる。「あすなろ白書」(フジテレビ系)、「オレンジデイズ」、そして「夕暮れに、手をつなぐ」と、今作は北川氏の“青春ラブストーリー”の集大成となる。

広瀬は「北川悦吏子さんの青春ラブストーリー、憧れしかありません。こんなにもぜいたくな時間を、いとおしい時間を、体感できるなんて。打ち合わせの時点で、空豆にぴったりとおっしゃってくださいました。うれしい、うれしいけど、あれ、私は北川さんから野生的に、イノシシに見えているの?と、疑問を抱いたのは隠せませんが…! 胸を張って全員を引きずり回せるよう、努めていきます!(笑)。言葉の紡ぎ方、交わした方、心ときめきます。ぜひお楽しみに!」と期待感とともに、意気込みを伝える。

一方、永瀬は「数々の、記憶に残る恋愛作品を生み出されてきた北川悦吏子さんの青春ラブストーリーの世界に参加させていただけることを、とてもありがたく、光栄に思っています」と喜びを伝え、「僕が演じさせていただく海野音は、普段はクールっぽく見せている23歳の男の子ですが、空豆やほかのキャラの濃い登場人物たちに振り回されると、思わず、素の関西弁でツッコんでしまうようなおちゃめな一面もあります」と役柄を紹介。そして、「空豆と音がどのような夢を見つけるのか、2人の関係はどうなっていくのか、僕自身も、とても楽しみで仕方がありません。週の前半から、ドキドキ、ワクワク、どこか懐かしい気持ちにもなれる青春ラブストーリーになると思います。ぜひ、ご覧ください」とアピールする。

そして、北川氏はなんでだか青春ラブストーリーがとてつもなく書きたくなりました。火がついたように書きたくなりました。23歳。青春の終わりかけ。そこは、甘くて切なくてつらくて痛い日々でしょうか? 笑顔の日々でしょうか? あの時代にしか、あの頃にしかない輝きと、そしてそれが必ず失われていく寂しさを、もう一度書きたくなりました。きっと今までも書いてますが。今までのどの作品よりも鮮烈に。広瀬すずさんと永瀬廉くん。ずっと書きたかったお二人です。完全なる、あっと驚く当て書きをしておりますので、お楽しみに」とメッセージを寄せている。

ドラマを手掛ける関川友理プロデューサー、橋本芙美プロデューサーは「20年、30年経っても色褪せない数々の名作ドラマを生み出されてきた北川悦吏子さんが、新たに書きたい!と温められてきた作品がついに始動しました。それは、今を生きる若者たちの、刹那(せつな)的だけど宝物のようにキラキラした時間を描いた青春の物語です。大人になりながら、まだ何者にもなっていない20代初めの男女が互いに夢を追い、励まし合い、時にはけんかしながらも、同じ時間を過ごし、語り合う。それは、誰にとっても一生忘れることのない時間なのだと思います。そんな青春の日々を、『恋愛の神様』北川悦吏子さんの脚本で、広瀬すずさんと永瀬廉さんという最強のタッグでお届けします。とっくに恋に落ちているのに、なかなか恋が始まらない、夢を追う2人の青春ラブストーリーです」と内容に触れる。

加えて、「撮影が始まりましたが、広瀬さん演じる空豆が本当にキュートでまぶしいです。そして、広瀬さんと永瀬さんの掛け合いが最高にいとおしく、早く全国の皆さんにお届けしたいです! どんなラブストーリーとなるのか…。この作品のために集結した最高のスタッフ&キャストが全力で作り上げる世界、年明けのスタートをぜひご期待ください!」と呼び掛けている。

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