日韓議員がサッカー親善試合、韓国大量リードで日本側に「忖度」も=両国ネット民からは厳しい声

日韓の国会議員が両国の関係改善を目的としたサッカーの親善試合を行ったことについて、中国紙・環球時報は28日付の記事で「両国のネットユーザーから厳しい声が上がっている」と伝えた。

今月26日、日韓関係の悪化などで途絶えていた両国の国会議員によるサッカーの親善試合が韓国・ソウルで4年ぶりに行われ、約40人の議員が集まった。韓国・毎日経済新聞によると、金振杓(キム・ジンピョ)国会議長は「先日のG20サミットでは韓日両国の首脳が会い、韓日議員連盟も3年ぶりにソウルで総会を開いた。両国政府と議会はもっと頻繁に対話すべき」との考えを示した。一方、日韓議員連盟の衛藤征士郎副会長は「日韓両国の新しい時代の幕開けになることを確信している」と述べた。

試合は5対3で韓国が勝利したが、毎日経済新聞は「午後になって急に肌寒くなったものの、試合は温かい雰囲気の中で終了した」としつつ、「特に韓国が大きくリードしている状況で出場した鄭鎮碩(チョン・ジンソク)議員は『ミス担当』のGKで、日本側に配慮して失点するなど、雰囲気を和ませた」と報道。鄭氏は「日韓関係の改善は両国の国益にかなう道。関係は近い将来、強固なものになるだろう」と語ったという。

しかし、環球時報の記事は「日韓議員がにぎやかにサッカーに興じたが、両国のネットユーザーは不満のようだ」とし、日本のネットユーザーからは「臨時国会会期中にこんなことをやっている議員はいらない。審議中の法案も多く、増税など国民負担激増が政府によって着々と進められているのにサッカーどころではない」「このイベントが多少緊張緩和につながったとしても、あちらはすぐに反日に戻るだろう」「サッカーして、議員同士が仲良くなれば外交問題が解決するのか」などの批判的な声が上がったと伝えた。

また、韓国のネットユーザーからも「国政を無視して何をしている。(親日行為は与党「国民の力」がすることなのに)共に民主党の議員たちまで何をしているのか。議員が日本側とサッカーなどしている場合なのか。とんでもないことだ」といった批判の声が上がったものの、一部では「政治も外交も基本は人付き合いだ」と肯定的な意見も見られたと伝えている。(翻訳・編集/北田)

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