警察署で保管中の盗難車 車輪止め外し運転か 福山市

福山東警察署の駐車場で保管していた盗難車が盗まれた事件で、警察は逮捕した男が車輪止めを外し自ら運転して出て行ったとみて調べを進めています。

福山市の自称・配管工の容疑者の男(29)は24日、福山東警察署の駐車場に侵入し、盗難車として保管されていた軽自動車を盗んだ疑いで28日に送検されました。

警察は容疑者の男が後輪についていた車輪止めを外したあと、そのまま車を運転して警察署から持ち出したとみて調べています。

警察署の防犯カメラには容疑者の男とみられる人物が1人で駐車場に入っていきその後、軽自動車が出ていく様子が映っていたということです。

容疑者の男は今月上旬に福山市内で発生したこの軽自動車が盗まれた事件についても関与をほのめかしているということで「証拠隠滅を図るためだった」などと容疑を認めています。

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