宮城・多賀城市で古代米のフレンチを味わう 多賀城創建1300年を前に盛り上げを

復元が進む宮城県の多賀城跡で1日限定のレストランが開かれ、参加者は多賀城の古代米を使ったフレンチを味わいました。

2年後の多賀城創建1300年を盛り上げようと、多賀城市では様々なイベントを企画しています。

27日は、10月に復元が完了した役所跡の城前官衙で1日限定のレストランが開かれました。

提供されたのは、地元のワインや食材を使ったフレンチのコース料理で、メインは多賀城の古代米を使い宮城県のシェフが開発したスペイン風のおじやです。 参加した人たちは、多賀城の歴史に思いをはせながら料理を味わっていました。

参加者「創意工夫が感じられて、古代米を蟹のだしでやるというのがおいしかった。素晴らしい逸品だなと思った」「地元なので古代米はよく食べているが、レストランシェフの創作的な料理ですごいおいしかったです」

多賀城市では、2023年1月から古代米のおじやを市内のレストランで提供し、新たな名物料理を目指します。

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