プロ野球がサッカーJリーグと連携して開いてきた「新型コロナウイルス対策連絡会議」が28日、定期開催を終了した。2020年3月3日に始まり、2週間に1度の頻度で68回実施。会議後のオンライン記者会見で斉藤惇コミッショナーは「(専門家の)先生方の科学的なデータを使い、指導を賜りながら対策をした。歴史的なイベントだった」と感慨に浸った。
新たな感染症の脅威に直面し、手を取り合うことが少なかったサッカー界と協力。12人の感染症の専門家が参加した同会議での助言を基に、20年にはプロ野球が開幕の延期を決め、感染予防ガイドラインを作成した。