富士急グループ初の2階建てバス導入。ボディには北斎の富士をデザイン

2020年11月6日(金曜日)より新宿~富士五湖を結ぶ高速バス路線で運行開始を開始します。

富士急グループの株式会社フジエクスプレスは、グループ初となる2階建てバス車両を2台導入し、2020年11月6日(金)より新宿と富士五湖エリアを結ぶ高速バス路線で運行を開始いたします。今回導入する2階建てバスは、国内で唯一保安基準を満たすスカニア社製のもので、座席数は1階10席、2階48席の合計58席です。2階席は地上高約3メートルあり、広々とした窓からは、普段は見ることのできない特別な眺望が楽しめます。新宿の高層ビル群、深い緑に覆われた関東山地の山々、豊かな水をたたえる相模湖、そして段々とその姿を現していく雄大な富士山という風光明媚なこの路線の魅力を、存分にご堪能いただくことができます。

白を基調とした車体の両側面に描かれた左右で異なる表情の富士山は、今年生誕260周年を迎えた日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎の代表作『富嶽三十六景』に描かれているもので、伝統木版技術を継承する彫師・摺師をかかえ、江戸当時の浮世絵を現代に蘇らせている株式会社アダチ版画研究所の協力により、このインパクトあるデザインが実現いたしました。古より日本人が敬い、愛し続けてきた霊峰・富士山の魅力を、広く感じていただきたいという思いが込められています。

2階建てバス概要

運行開始

2020年11月6日(金)

導入路線

中央高速バス新宿~富士五湖線
※運行ダイヤは固定ではありません

導入車両

スカニア社製 アストロメガ
ダブルデッカー高速路線仕様 2台

乗車定員

1階10席、2階48席
車椅子用1席、乗務員1席
計60席

【車体デザイン】
白を基調とした車体の両側面には、今年生誕260周年を迎えた日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎の『富嶽三十六景』に描かれている富士山が、左右異なる表情でデザインされています。

アダチ版画研究所について

アダチ版画研究所は、浮世絵の制作技術を高度に継承した職人をかかえる唯一の版元です。江戸時代の浮世絵を技術の基礎とし、現代のアーティストたちと新しい木版画の可能性を追求し続けています。葛飾北斎の『富嶽三十六景』については、全46図すべてを蘇らせています。
(オフィシャルウェブページ )

二階建てではない通常の東京から富士五湖行きの高速バスはこちらをクリック
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