「長生きリスク」ってどんなもの? 対策は早めが肝心

そもそも「長生きリスク」とは?

長生きリスクとは、長生きすることにより老後のための資金が足りなくなり、生活に困ることを指します。長生きは喜ばしいことである反面、年をとるとそれだけ病気やけがのリスクも高まります。長生きするぶんの生活費をはじめ、医療費や介護費もかさみやすくなるため、どうしても金銭的なリスクを抱えることになるのです。

長生きリスクに備えるための方法

ここでは、長生きリスクに備えるための方法をいくつか紹介します。

・働けるうちはできる限り長く働く

やはりお金を得るためには労働が確実な方法です。定年や年齢にかかわらず、働けるうちは働いて収入を得ると良いでしょう。自分が得意なことを生かすなど、現役時代から無理なく働く方法を考えておくことが大切です。

・現役時代に十分な貯蓄をする

豊かな老後を過ごすためには、現役時代からコツコツとお金を貯めておくことが大切です。将来に向けて、若いうちから貯蓄していきましょう。例えば、毎月決まった額が自動で引き落とされるようにするなど、貯蓄の仕組みを作っておくことも有効です。貯蓄を忘れる心配やお金を使いすぎるリスクが低くなります。

それ以外にも、金融商品への投資をするなど、老後に向けて資産形成する選択肢もあります。ただし、投資には少なからずリスクがともなうため、きちんと内容を確認して実行するようにしましょう。

・年金を繰下げ受給する

公的年金は2022年4月より、受給開始を75歳まで遅らせることが可能になりました。これを年金の「繰下げ受給」といい、1年間に受け取る年金額を増やせます。増額する分、「長生きリスクに備える」ことができるでしょう。

ただし、注意したいのが誰しも自分の寿命は分からないという点です。75歳まで受給を遅らせたものの健康状態が悪いなど、結果的に年金を受け取る期間があまりなかったという事態にもなりかねません。人生設計や自身の健康状態を加味して年金を受け取る年齢を検討しましょう。

・副業を始める

副業を始めることで、収入源を増やせます。できれば現役時代から副業を始めておくと、老後にもスムーズに収入を得られるでしょう。例えば、インターネットを通じてクラウドソーシングで仕事を受注する方法もあります。自宅でできる仕事であれば融通もききやすく、現役時代や老後にも無理なく続けやすいでしょう。

自分に合う方法で着実にお金を貯めて長生きリスクに備えよう

長生きをすることによって、どうしても金銭的なリスクが生じます。しかし、働けるうちはできる限り働く、現役時代にコツコツと貯蓄しておくなどの方法でお金を貯められます。また、人によっては年金を繰下げ受給したり、自分にできる副業に挑戦してみたりすることも有効です。自分に合う方法で無理なく貯蓄して、長生きリスクに備えましょう。

出典

日本年金機構 年金の繰下げ受給

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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