来春の佐世保市長選 橋之口市議が出馬へ

橋之口裕太氏

 任期満了に伴う来春の佐世保市長選に、同市議の橋之口裕太氏(39)が立候補する意向を固めたことが28日、関係者への取材で分かった。今週中に表明する見通し。
 橋之口氏は、長崎新聞の取材に対し、「佐世保市民のためになる最善の選択をしたい。近く自分の考えを明らかにする」と答えた。
 橋之口氏は鹿児島県いちき串木野市出身。長崎国際大大学院修了。2007年4月から15年3月まで九州文化学園高で教師として勤務した。同年4月の佐世保市議選で初当選し、現在2期目。19年に議会運営委員長に就任、21年からは総務委員長を務めている。会派は自民党市民会議に所属。
 次期市長選を巡っては、4期目の朝長則男市長(73)が不出馬を表明。一方、元衆院議員の宮島大典県議(59)=佐世保市・北松浦郡区=が無所属での立候補を表明しており、橋之口氏が出馬の意向を示したことで選挙戦となる公算が大きくなった。


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