朝倉氏、徳川家康ゆかりの地へ…福井県でお城めぐりバスツアー12月開催、越前編と若狭編

 福井県観光連盟などは、朝倉氏や徳川家康ゆかりの城跡などを巡る「ふくいお城めぐりバスツアー」のモニターツアーを12月5、13日に行う。参加者を募っている。

 2024年春の北陸新幹線福井県内延伸を見据えた観光コンテンツ開発に向け、同連盟と「ふくい城巡りプロジェクト」実行委員会、京福バスが企画した。

 5日は越前編としてJR福井駅発着で、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡や安波賀春日神社、朝倉氏ゆかりの薬酒「蘭麝酒(らんじゃしゅ)」を伝える青木蘭麝堂などを回る。

 13日の若狭編はJR敦賀駅発着で、家康が訪れた地を中心に設定。若狭国吉城歴史資料館(美浜町)や熊川宿(若狭町)、金ケ崎城跡(敦賀市)などを地元ガイドらが案内する。

⇒福井県内の城を学び楽しむ「ふくい城巡り」

 参加者にアンケートを実施し、コース設定など来年度以降の本格運行に生かす。

 ともに定員20人。全国旅行支援を適用した料金は越前編が1人3600円、若狭編は1人4800円。越前編は12月2日まで、若狭編は同9日までに、同連盟の公式観光情報サイト「ふくいドットコム」から申し込む。ツアー内容の問い合わせは京福バス=電話0776-54-3733。

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