勝地涼、山本舞香、吉谷彩子らが「忍者に結婚は難しい」にレギュラー出演

フジテレビ系で2023年1月5日にスタートする連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」(木曜午後10:00。初回は15分拡大)に、勝地涼、山本舞香、吉谷彩子、藤原大祐、筧美和子、ともさかりえ、古田新太、市村正親が出演することが分かった。

菜々緒が主演を務め、鈴木伸之が共演する「忍者に結婚は難しい」は、現代に生きながらえる“忍者の末裔(まつえい)”というコミカルな世界感の中で、主人公の夫婦が表と裏の顔の二面性を持ち併せて織り成す、忍者×夫婦ラブコメディーだ。

妻の草刈蛍(菜々緒)は“超実力主義”の甲賀忍者、夫の悟郎(鈴木)は“超保守主義”な伊賀忍者だ。現在も敵対し、ライバル忍者の末裔でもある2人が、お互いの正体を知らずに結婚。ラブラブだったのは最初だけで、すれ違う感情やかみ合わない会話から、夫婦生活は冷めきって破綻寸前に。離婚の危機に直面した夫婦のところへ、それぞれに“特殊任務”が舞い込む。任務でニアミスする2人は、やがて互いの正体を疑い始める。

蛍と同じ“甲賀一族”のレギュラーキャストとして、山本、ともさか、古田の出演が決定。

山本が演じるのは、蛍の妹・月乃雀。雀は薬学部に通う大学生で、ライブ動画配信で月収30万円ほど稼ぐインフルエンサーでもある。InstagramやTikTokなど、さまざまなSNSで忍者のコスプレ姿でダンスなどを発信し、熱狂的なマニアから人気を得ている。好きなことしかしたくない自由人だが、実はとても家族思いで、ごく普通の恋愛に憧れており、一般人と結婚できた蛍は雀の理想でもある。

ともさかが扮(ふん)するのは、蛍の姉・月乃楓。競馬の人気ジョッキーである楓は、母親を亡くした後は父と妹たちの面倒を見ていたしっかり者で、金にだらしがない父を反面教師に金銭への執着が強く、強引な性格でもある。だが、それは蛍たちの幸せを思う優しさが根底にあるがゆえ。また、指令を蛍に任せっきりなことを姉として気にしており、自身に結婚願望がないこともあって、夫婦生活がうまくいっていない様子の蛍には、事あるごとに離婚を勧めている。

古田は、蛍たちの父で、忍者としての仕事を蛍に引き継いでからは無職の月乃竜兵役を務める。東京・中野のアパートで1人暮らしをしており、いつも酔っ払っているが、若い頃は優秀な忍者として指令を遂行していた。酒ばかり飲むようになったのは妻を亡くしてから。仲のいい夫婦だったため、そのショックから酒に頼っていると娘たちは思っている。

山本は「このお話をいただいて、とても面白そうな作品だなと思いました。10代の頃にご一緒したスタッフさん、監督とまたご一緒できてうれしいです。雀をしっかり演じさせていただきたいと思います! 菜々緒さん、ともさかさんとの3姉妹でのシーンが楽しみです!」、ともさかは「オファーをいただいた時は、忍者3姉妹だなんて楽しいなぁとワクワクしました。個人的には、大好きな古田さんがお父さんという設定に心ときめく…。現場で皆さんにお会いできる日が楽しみです」、古田は「現在おいらは舞台で伊賀者をやっとります。こっちのドラマでは甲賀者です。ひと月の間に伊賀と甲賀を行ったり来たりです。そんなヤツもそういないだろうから楽しみです」とそれぞれ期待を寄せる。

一方、悟郎と同じ“伊賀一族”のレギュラーキャストが、勝地、吉谷、筧、市村。

勝地は、悟郎の幼なじみで同じ世田谷中央郵便局に勤務する同僚でもある音無祐樹役。エリート上忍(忍者階級の最高峰)の家系で出世コースをまい進しており、仕事、任務、人付き合い、何をやっても器用にこなし、上司や部下からの信頼も厚い。悟郎とは親友の間柄だが、仕事も結婚も親の敷いたレールに乗って生きてきた自分と違い、一族の人間ではない蛍と結婚した悟郎にひそかに驚きと羨望(せんぼう)を抱いている。

吉谷が演じるのは、悟郎の幼なじみで、現在は外資系保険会社外交員として働く風富小夜。名家の超エリート上忍で、仕事も忍者としての任務も優秀。悟郎の初恋の相手であり、小夜も悟郎にほのかな恋心を抱いていた。3年ぶりに再会した悟郎が結婚していたことにひそかにショックを受けたものの、離婚寸前だと聞き恋心が再燃していく。

筧が扮するのは、祐樹の妻・音無恵美。恵美は、伊賀一族の血を引いているが自分は跡取りではなかったため、忍者としての修行もしておらず、現在は専業主婦。祐樹との間には5歳の娘がおり、典型的なかわいらしい良妻賢母タイプの女性だ。

市村は、小夜の祖父で伊賀一族の最高権力者であり総帥の風富城水役を務める。最強の組織と評される伊賀一族の総帥として、温かくも威厳をまとうカリスマ的存在。小夜に対しては、孫といえど厳しく当たっている。

勝地は「忍者の伊賀と甲賀が現代の世界でお互いの身分を隠し結ばれる。もしかしたら忍者の末裔がいるんじゃないかと想像をかき立てる設定にすごくワクワクします。鈴木伸之さんと初共演ですが、明らかに見た目がエリートな鈴木さんに対し、ドラマ上では僕の方がエリートということなのでどう見せていくのか、今から楽しみです」、吉谷は「忍者の役と聞いた時は、現代に忍者!?と、驚きましたが同時にとてもワクワクが止まりませんでした。小夜はお嬢様で穏やかな雰囲気を持った女性ですが、とても真面目で心(しん)の強い女性でもあります。この作品に小夜がいいスパイスになっていければと思います」と意気込む。

筧も「台本を読んでいて笑いあり涙あり、それにハラハラドキドキする展開にとてもワクワクしました。この台本を読んでいると、本当に忍者っているのかな?と思ってしまいます」と魅力を感じているようで、市村は「忍ぶ者(もの)と書いて忍者…。忍者は子どもの時から憧れでした。ましてや伊賀の頭領をやるなんてのは夢のようです。いろんな忍術を使って、この先もっと長生きして、いい役をやりたいなと思っています。そのためにも、忍者のいろんな術をクリアしていきたいですね」と気合十分だ。

そして、藤原は、大学4年生で、悟郎の働く世田谷中央郵便局にインターンとしてやって来る宇良豹馬を演じる。堅苦しい常識は通じないZ世代の自由人で、忍者ショーがある忍者居酒屋でのアルバイトをきっかけに忍者マニアに。親の意向で郵便局へ入ることになったがやる気はなく、スマートフォンに依存している。暇さえあれば動画やSNSを見ていて、ライバーである雀の大ファンだ。

「一見、能天気でお調子者のようですが、実は意外にさえる一面もあって…。そんな彼が伊賀、甲賀の忍者たちとどう絡んでくるのかぜひ注目していただきたいです」とアピールする藤原は、「忍者ラブコメディーを彩る一員として、毎週の楽しみをお届けできるように頑張ります!」と語っている。

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