
ミシンメーカーのアックスヤマザキ(大阪市)は、革やデニムなど厚手の生地でも簡単に縫える超強力な家庭用ミシンを発売した。新型コロナウイルス禍で「おうち時間」に裁縫をする男性が増えたことを背景に、新規顧客の開拓につなげたい考えだ。
新商品は「TOKYO OTOKO(トウキョウ・オトコ)ミシン」。一般的なミシンの約2倍の硬度がある針や強力モーターを採用し、デニム生地を12枚重ねても簡単に縫うことができる。黒を基調とした重厚なデザインで、インテリアとしても楽しめる。
山崎一史社長は「男性もミシンを楽しめるような世界観をつくりたい」と話した。