救急搬送困難事案が3週連続で増加 第7波のピークに迫る勢い 仙台市

救急車の搬送先がすぐに決まらない、救急搬送困難事案が仙台市では3週連続で増加しました。感染拡大により、8月の第7波のピークに迫る勢いで増えています。

救急搬送困難事案は、救急隊が医療機関に患者の受け入れが可能か4回以上問い合わせ、現場に30分以上とどまったケースを指します。

仙台市内では、27日までの1週間に153件発生しました。前の週より31件多く、3週連続で増えています。

このうち、新型コロナの感染が疑われるものが47件と5週連続で増加しました。

仙台市消防局は「感染拡大で患者の受け入れを制限する医療機関が増えている。困難事案は、8月の第7波のピーク221件に迫る勢いで増加している」としています。

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