負け犬として生まれ、勝つために生きたロックンロールの化身、極悪暴走御大レミー・キルミスターが南米で轟音をかき鳴らす! 今年も年末にモーターヘッド関連作品の上映が決定!

40年間にわたり前人未踏の大暴走を展開したイギリスのバンド、モーターヘッドのフロントマンであるレミー・キルミスター(Vo., B.)が2015年12月28日に伝説となってから今年で7年。 今年もレミーの誕生日(12月24日)、そして命日(12月28日)を含む日程でのモーターヘッド関連作品の上映が決定した。

今年の公開作は、2011年のワールドツアーで行なわれた、南米チリ、サンティアゴでの暴走ロックンロールショウの模様を収録したライブ作品『モーターヘッド / ザ・ワールド・イズ・アワーズ』。レミーの死の約4年前のライブである本作は、『メタルヘッドバンガーズ・ジャーニー』(2006年)、『グローバル・メタル』(2008年)を手掛けたBANGER FILMSが制作。監督、撮影、プロデューサー等のスタッフはこのチームが担当、音楽のMIXは2004 年のアルバム『Inferno』以降、2015年のラスト・アルバム『Bad Magic』まで、モーターヘッドのアルバムを計6枚プロデュース、バンドが最も信頼し、モーターヘッドの音を最も知り尽くしたキャメロン・ウェブが担当している。

本作は、シネマート新宿・シネマート心斎にて12月23日(金)から12月29日(木)までの1週間限定、日本語字幕付きでまさかの劇場公開となる。今回もまた正確な情報はないが、本作は海外では商品化されているが劇場公開された形跡はなく、映画館という環境で上映されるのは非常に珍しいことといえる。

また併せて場面写真と、モーターヘッドの象徴的アイコン“ウォーピッグ”を踏襲した日本独自のキーアートデザインが解禁。 海外では赤と黒をベースにウォーピッグをバックにバンドメンバーの写真が使用されたパッケージ商品のジャケットデザインとなっているが、今年の日本版キーアートデザインはモーターヘッドの基本である黒と白、定位置にバンドロゴを配置しつつ、正面を向いたウォーピッグの両サイドにもウォーピッグを配したデザインとなっている。「別の街、別の場所、別の群衆! だが変わりようのない耳鳴りは、遂に他のどこよりも遠いどこかへ到達した!! 猪突猛進の鑑! 聞き取り不能の極致!」と、独自の世界観を貫いたコピーは今年も健在。

そして、その日本版キービジュアルを使用した「Tシャツ付き特別鑑賞券」の販売を今年も予定。毎年即完売となる「Tシャツ付き特別鑑賞券」の発売日や販売価格の詳細は後日発表される。

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