全性愛自認する世界的モデル 自身のオーガズムを研究機関に提供 自慰行為前後の血液サンプル

モデルのカーラ・デルヴィーニュ(30)が自身のオーガズムを研究機関に提供した。パンセクシャル(全性愛)を自認するカーラが自慰行為の前後の血液サンプルを寄付することに同意、性行為において男性と女性の絶頂の頻度の差異を意味する「ジェンダーによるオーガズムギャップ」に関する研究に助力するかたちだ。

新ドキュメンタリーシリーズ『プラネット・セックスwithカーラ・デルヴィーニュ』の中で、ドイツの病院を訪問したカーラはこう話す。「ここでオーガズムを迎えて、それを科学に寄付するの。女性の性欲は本当に抑圧されている。自分の性生活を見ても、女性がどれだけセクシャルかを理解しているし、21世紀は男性も女性も等しくセックス生活に満足するべきでしょ?」

「ショックを受けると思うけど、オーガズムに関しては絶対的にジェンダー差がある。研究者によると95%のストレートの男性は挿入の間にオーガズムに達する一方、ストレートの女性は65%のみ」「私はそれでもちょっと高すぎるって思う。自分の友人のストレートの女性は多分15から20%ぐらいしか達していないから」「レズビアンやクイアの女性はずっと高いように思う」

カーラをサンプルにした研究では、不安を減少し多幸感を増加させ、セックスへの快感が増大する化学物質エンドカンナビノイドのレベルを測定、同番組の中で結果が公開される予定だ。このドキュメンタリーシリーズは、カーラが世界を飛び、色々な地域の人々の性生活について話し合い、日本では自身の膣の鋳型を作ったり、「倫理的な」ポルノグラフィーの撮影現場を訪れるなど様々な経験をする番組となっている。

そんなカーラは最近、自慰行為のセミナーに参加したことを明かしていた。「マスターベーションセミナーに行ったんだけど、教室があってノートパッドを持っていくのを想像していたの。そしたらピンクのレザーのマットが床に敷いてあって参加者は6人、『皆さん下着を脱いでください。ここに潤滑油があります』って」「自分はまだお堅いんだって気づいた。可愛くてヒップで若くてクール、何でも試す女の子って思っていたけど、『ちょっと何?ごめん、絶対無理。そんなのしない』ってなった。結局やれそうなことは全てやったけど」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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