冬の時期に多発するノロウイルスなどによる食中毒を防ぐため、静岡県富士市の宿泊施設で11月29日、一斉監視指導が始まりました。
富士保健所による一斉監視指導は、富士市内の旅館やホテルなど24の施設を対象に行われます。保健所の担当者が調理場に立ち入り、食材の保存状況や浴場の衛生管理などについて確認しました。
<富士保健所衛生薬務課 伊東春奈専門主査>
「感染していても症状が出ない人もいるので、もしかしたら自分は感染しているかもしれない、そういう気持ちを持って日々過ごしてほしい」
保健所は、従業員の健康管理や設備・器具の消毒を徹底してほしいと呼びかけています。